稽古中にあまり言ってはいけない言葉があります。
それは、こんな言葉です。
「難しい」
「できない」
「どーせムリ」
「難しい」と言い続けると、
技を身に付けるのがどんどん難しくなり、
「できない」と言って、
自分の可能性を潰してしまって、
「どーせムリ」だと決めつけて、
他の稽古生の可能性まで奪おうとしてしまいます。
甲野善紀先生の言葉で、
『できればわかる、わかればできる』
というのがあります。
できて初めて「あぁ、なるほど!」と解る。
解れば「こうしたらどうだろう?」と工夫が入り、
もっとできるようになる。
けれども、
そもそもやってみなければできるようにならない。
素直な心で稽古に臨むことが大事なのです。
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明日の稽古も、どうぞよろしくお願いします。
平田