稽古産新

稽古という語は、『稽古産新:古(いにしえ)を稽(かんが)え、新しきを産む』という言葉から来ています。

 

合気武術は「習ったからできる」「覚えたからできる」というものではなく、自ら掴み取らなくてはなりません。

 

その技や型が、何の目的で長い間受け継がれて来たのかという事に思いを馳せ、技のもつ術理や味わいを感じ取る事が”稽古”です。

 

そして、その術理を自分の身体的特徴(体格や性別、肉体年齢など)に当てはめてアレンジし、より味わい深い技になるように研究する事が”産新”だと言えるでしょう。

 

自分で掴み取った技は、あなただけのオリジナル合気武術です。
指導者はそんな境地に辿り着くためのガイドに過ぎません。

 

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