1. 「隠れたテーマ」なんて言うと物々しいタイトルですが、それは『全身を均一に遣う』という事です。 武術研究家の甲野善紀先生は「うねらない、ねじらない、ためない」身体の遣い方を掲げていらっしゃいますが、それを仙心会流に解…
「浮き」について
“浮き”とは “浮き”は、相手の重心を奪い、合気状態を創り出すためのメインテクニックです。 手順に従って浮きを感得すれば、あらゆる場面で有効な合気を創り出すことができます。 浮きが掛かると、技の受け手にはこれまで味わった…
「浮き」をつくる3ステップ
“浮き”は、まず自分につくり、次に相手の中につくります。 ステップ1 立った状態で膝を持ち上げます。 片膝ずつだと簡単ですが、これを両膝同時に行います。 すると、当然身体が下がります。 エレベーターが下がる瞬間の様に、身…
技の分類
抑え技について
一点掛け、二点掛け 合気道の技の特徴は一点掛け、つまり一点からの操作によって相手を崩すところにあります。 どういうことかと言うと、現代柔道と比較して考えれば、現代柔道の技は二点掛けの技が多く、一点の操作(袖を引く等)操作…
”浮き”の稽古「腰投げ」
浮きを掛ける 相手の襟を掴み、浮きをつくる3ステップの要領で浮きを掛けます。 崩す 相手の襟を掴んだ手をかえして、しっかり浮きが掛かったら、持ち手を90度回転させて崩します。 腰をつける 崩し…
身体の使い方の発展
“居付き”を取り去る ”居付く”とは、無駄な力が入っているために技に有効な動きができなくなっている状態です。 居付きを取り去るには、身体全体が程よく緊張しているのが良いと思います。 建築の言葉にテンセグリティモデルという…